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こころのうつわ~仁to肉の詩ぶろぐ~

熊本の75オンガク事務所に所属してます、ジントニックです。ブログには詩を書きます。たまに歌も動画にのせてアップします。コメントはありがたくちょうだいします。よろしく!

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懐疑心

誰かに言葉をもらうたび
においをかいで
裏返してみる
思い切り振って
こじあけてみる
分解してみて
さかさまにする
そうやって出てきた
破片を並べては
ほらやっぱり
凶器が入ってたと
大さわぎをする
僕は
そんな
やつです
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  1. 2013/01/29(火) 06:30:45|
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火踊日

いくら涙を流したって
君が居ないことにも
いつか必ず慣れるでしょう
そんな僕見たくもないから
いっそ今
ありったけの未来ごと
火をつけて燃やすの
君の居ない未来を
焼く炎は
どれほど美しい
ことでしょう

  1. 2013/01/28(月) 00:05:53|
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Heaven`s Train

仕事も
家も
名前もないおじさんが
ある朝
130円の入場切符を握って
山手線のなかで
死んでいたそうだ

凍てつく夜を耐えて
ただ体を温めるために
待ち続けた始発の
一番安い切符を買って
通勤客の間におじさんが座る

ぐるっと一週しては
もとの駅に戻るための
おじさんの旅が始まる
乗った駅で降りるだけの
小さな旅が始まる

そしてその朝
通勤客に挟まれたまま
おじさんは死んだ
どこへも行けない切符を
握ったまま
眠ったような顔で
死んでいたそうだ

乗った駅で降りることしか
望まなかったおじさんは
きっと天国にまで
ゆけたでしょう
ただぬくもりしか
求めなかったおじさんは
きっと惜しみなく
与えられるでしょう

仕事も
家も
名前もある僕は
いつもと同じように
山手線に揺られながら
ふと
そんなことを
考える
  1. 2013/01/26(土) 22:55:37|
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ありがとうの温度

ほんの三秒間の
ありがとうの握手
世界にまたとない君の命が
握り返す手にあふれてる
それに気付かないふりで
気付いたら泣きそうな心で
ただ目一杯笑って
君の手を離す
けど絶対に忘れない
さようならの握手
ありがとうの温度

  1. 2013/01/24(木) 00:03:20|
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あかずきんちゃん

森の先で
出会ったのが
たとえ誰であれ
きっとあかずきんちゃんは
うれしかったことでしょう

この眼はねぇ
おまえがよく見えるように
この耳はねぇ
おまえの声が聞こえるように
この腕はねぇ
おまえをつかまえておくために


たとえそのひとが狼で
頭から食べられちゃったとしたって
あかずきんちゃんは
どんなにか
うれしかったでしょう


見たい
聞きたい
触れたいと
言われて
どんなにか
うれしかったでしょう


いっそ頭から
飛び込みたくなるくらい
きっと
うれしかった
ことでしょう

  1. 2013/01/21(月) 16:08:05|
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幻想三次元

僕は君が思うほどの大人じゃないけど
君が願う純粋を知らない
君が使うよりずっと
僕には要るものがないのに
なのに君が使うよりずっと
僕は君に与えすぎてしまった
骨と皮になるくらいに
君にあげすぎてしまった
ぴかぴかぴかぴか
光っていたかったんだ
その眼の上で
ただ数センチ上くらいでいいから
僕の場所あけておいてよ
ただ君の眼を
照らしてみたかったんだ
僕の光すいこんでみせてよ
ただその瞳の中に
光って居る幻想
骨も皮もはがして
光って在る幻想
最後に最後だけ
それだけをもらいに
  1. 2013/01/19(土) 00:30:10|
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フィナーレ

おびただしい数の歯痒さと
むせかえるほどの愛情に
できそこないのさよならを
悲しいくらい心を込めて
  1. 2013/01/13(日) 21:12:56|
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  3. | コメント:0

背骨

贅肉はなく
赤茶けた山肌に走る脈

南アルプス
富士剣ヶ峰

累々とつらなる
雪をかぶった脊椎

いつか世界が崩れるとき
起き上がるものの骨の尖

  1. 2013/01/11(金) 20:01:40|
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  3. | コメント:0

再会

神も
祈りも
来世も
信じないくせにと
君に笑われているような


まあそう云うなって
ただ昔みたいに
ひとつのライターで
ふたつの煙を
ふかしたくなったんだ


静かすぎる墓石の前で
僕のキャスターと
白檀の煙が
からみあう

  1. 2013/01/07(月) 21:43:05|
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  3. | コメント:1

ねえ

為せば成る?
為さねば成らぬ?
バカ言え
そんな
甘くねえ
ねえ
ねえ
為しても成らぬ
為しても成らぬ
その連鎖の中
ねえ
ねえ
答えてよ
  1. 2013/01/05(土) 07:30:16|
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  3. | コメント:2
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